2009年9月14日月曜日

低い給料と高い所得税

フィリピンでは、給料は低いが、所得税は高い。

日本人が働くと殆どのケースで高い税金を払うことになる。

と言うのも、月額報酬額で5万ペソを超えると、所得税率は

なんと32%になる!日本では確か15%程度だった記憶がある。

よって借りに7万ペソの報酬提示があっても手取りは47600ペソ!

今回私自身、初めてのフィリピン就職なので、初給料の時に

詳しくご説明したいと思います。(給料明細付で)


いよいよ、あさって16日が初出勤だが、なんでも”初”はドキドキする

ものです。今日の夕方、会社の方から電話があり、16日の確認と

必要書類の確認、16日の時間と場所などの説明があった。


会社の周りには、レストランやショッピングモールなどなんでも揃っている。

しかし、毎日そこでランチをしていたら給料がなくなってしまう。

そこで、奥さんに「お弁当」をお願いしてある。

奥さんも快く承知してくれたが、昨日あたりから悩んでいるらしい。

聞くと、「メニューは何にしようか?悩んでいるの~。」という。

今からそんなことで大丈夫ですか? 何でもいいんですよ。

お米がおいしくて、味噌汁があって、玉子は欠かさず、最悪「ふりかけ

があるじゃないですか~。

今回、日本から持ってきた「お弁当箱」がやっと役に立ちそうです。

そして、お茶入り水筒!完璧です。

通勤は、朝は4軒隣のタクシーのオーナードライバー「KUYA KULOT」

(クヤ・クロット)に頼んであるのでタクシー通勤

帰りは、義弟の「JUNJUN」が家の車で迎えに来てくれる予定です。

帰りは残業があるかもしれないので、まだはっきりとは決めていません。

でも、朝の「タクシー通勤」はいいでしょ~!今度、紹介します。

勿論お金は払います。20分くらいで着くので(100ペソ約200円)で行けます。

2009年9月10日木曜日

SUBMIT 書類を提出

今日は、16日の初出勤の前に必要書類を提出に行った。

1箇所だけ名前を書き忘れていたので、その場で書いてきた。

銀行で給与の振込口座をつくって、その控えも提出した。

健康診断もパスしたので、残るは、NBIクリアランスだけだ。

これは月曜日に取りに行くだけなので、散歩ついでに行ってくる。

今日、追加でもらった書類は、

「緊急連絡先」
「書類提出確認届け」
「ID アクセス書類」

以上は、16日当日に提出する。

肝心なことを聞き忘れていた~。

16日は何時に出社すればいいのか聞いていなかった。

たしか8時から9時の間に書類チェックをすると聞いたような

きがする。(電話で確認するか~)

(誰も出ない!明日にもう一度かけてみよう)


こちらの会社は本当に女性が多い。

似たような名前が多いので、今日も間違えてしまった。

入社後は皆さんIDをさげているので、それを見れば名前は

わかるが、覚えるには苦労しそうだ。


こちらでは、社内でも「ニックネーム」で呼び合う。

私にはまだ無いが、そのうち誰かがつけてくれるだろう~。

ちなみに、昔は「ナベさん」だった。(ごく普通)

2009年9月8日火曜日

NBI と SSS

休み明けの火曜日午前10時に家を出発。

今日は、NBI と SSS に行って来た。

NBI(National Bureau Investigation)(国内捜査局)はケソン市にあり、

家からは、1時間位で行ける距離である。

しかし、今日は3連休明け、加えて朝から雨が降っているので、



メイン道路はどこも大渋滞!!1時間20分もかかってしまった。

ここでは、フィリピン国内で犯罪暦が無いかを調べ、それを証明する

書類を発行してもらう。 ビルに入り、商店街を通り過ぎ、階段を上がり、

やっと3階へたどり着く。

係員に聞く「外国人はどこで申請するんですか?」

係員「6階の604号室です。」

さらに3階上がり、604号室へ行く。

ここはさすがに空いている!下とは大違いだ!よかった~!

係員に申請に来たことを伝えると、1枚の用紙を渡され「これに書いてください、

書き終わったら持ってきてください。」

記入して渡すと、「では、ステップ1から6まで、順番に行って下さい。」

???  ここで出来るんじゃないの?

結局、3階に戻り、ステップ1(支払い115ペソ)のなが~い列にならんだ。

1列に100人近く並んでいると思う。参った!

すると、窓口が3つ新たに開いた!係員の誘導に従い、列に並んだ。

やった~、10人目になったぞ!

支払いを済ませ4階に上がる。

ステップ2(データチェック)ここがすごい!!!3つの窓口があるが、

どこも150人以上並んでいる!!

これでは今日中に終わるのか心配になってきた。

あまりにも長い列なので、義妹のビビンが「チョット係りの人に聞いてみる!」

と言って、どこかへ行った。するとビビンが奥さんを呼んでなにやら話している

列に並んで待っていた私も呼ばれた。

「済んだよ~!」と奥さんとビビン。

「え?」

ビビンが係員に交渉したらしい。

一気にステップ2,3が終わり、ステップ4で写真を撮り、ステップ5で指紋取り、

最後のステップ6で用紙を渡して、終わった!


もし、ずっと並んでいたら、あと3時間はかかっていただろう~!

来週の月曜日に証明書は発行される。

またここへ来なければならない。

しかし、今度は電車で来ようと決めた(LRT)。


続いて、マカティ市のSSS(Social Security System)(年金機構)に向かった。

ここには駐車場がないので、隣のスタンド&レストランに車を止める。

ついでに遅い昼ごはんを「ゴールディラックス」で食べる。

SSSも並んでいると覚悟して行ったが、がらがらに空いていた!

おかげで、30分ほどで終わらせることが出来た。


気がつくと、4時になっていたので、家に帰ることにした。


家に帰って、今度は提出書類を片付ける。

3人で1時間半ほど、頑張って完成させた~。

今日は、珍しく時間を有効に使えた日だった。






2009年9月6日日曜日

フィリピンを知る!

昨日から明日の月曜日までフィリピンは3連休である。

先週死去したキリスト教系団体「イグレシア・ニ・クリスト」の

指導者エラニョ・マナロ氏の葬儀のためである。

今の、アロヨ政権はこういった突然の休みを多く作っている。

来年大統領選挙があるのも関係があるのかもしれない。

現比大統領の月給は45,000ペソである。

表向きはとても安い!

しかしこの国は、フィリピン裏金共和国であるから、

この給料の100万倍はポケットに入っている。

この間も、アロヨがアメリカに行ったときの経費の金額が

国会で問題になっている。3日間で4500万ペソとか?

とにかく、この国である程度成功した者は、それなりに

裏金や、コネクションを使っている。

言い換えれば、コネとカネがないと成功しないという事である。

私も、これが無い。特にお金は無い。

コネを使うにしてもお金が必要です。

フィリピンはお金があれば、とても楽しい国です。


私たち日本人がここで就職できても給料は、こちらのレベルを

基準にしますから、いくら手当てがついたりしても

日本の給料の半分くらいです。

ですから、以前も書きましたが、日本で就職してこちらに赴任する

パターンが最高です!皆さん頑張ってさがしましょう!

私も、実はまだ他の就職先を探しています。

今回、採用になりましたが、給料が安いので、チャンスがあれば

すぐ、転職します。

毎日。求人情報を欠かさずチェックするのも私の日課です。


フィリピンで就職するには、スキルと言葉が大切です。

英語の勉強も毎日していますよ!(ビジネス用)

CNNニュース、英字新聞は目を通します。


こんな風にいつでも自分を高く売り込む準備は

しておいた方がいいと思います。




2009年9月4日金曜日

メディカルチェックと銀行口座開設とSSS

今日は、午後から会社が指定したクリニックにメディカルチェックを受けに行った。



会社の近くにあるビルの3階にある。



① (胸部)レントゲン

② 尿&大便の検査

③ 採血

④ 血圧

⑤ 問診と胸部心音チェック



を受けてきた。



大便は、自宅で済まして、フィルムケースに入れて持参した。



尿検査のために、採尿するが、なかなか出ない!



日本の検査の2倍以上の量を要求された。



こちらでは薬物検査があるので、その分も採尿するのである。



午後1時から始めて、2時半くらいまでかかってしまった!





その後、となりのビルにある銀行(会社指定)に行き、給料



振込み用口座を開こうとした。



しかし、IDが足らないので出来ないと言われた。



パスポートはもちろん持っていったが、それだけでは



だめで、もうひとつIDが必要だと言う。



仕方がないので、解説用紙とATM申し込み用紙をもらって



一旦帰ることにした。



その帰り道の途中に、NBI (National Bureau Investigation )



の支局がメガモールの1階にあると言うから、モールの駐車場に



車を止め、行ってみると小さな窓口に人が30人ほど並んでいる。



(え?ここが?)と思ったが、任せておいた。



すると「ここは更新(リニューアル)だけだった~。」と言う。



(良く調べてから、来いよ!)と怒りを感じた。



こんなことは日常茶飯事!



フィリピン人は、ほんの少し知っていると、全部知っているように



振舞うし、自信満々に発言したり、行動する。



しかし検証したり、結果をみると殆どがデタラメか大きな違いがある。



このことに関しては、以前も触れたが、



本当に頭にくる!時間とお金とエネルギーの無駄だ!!





話を戻そう!



その後、パテロスというマカティ市の隣の町にある「SSS」に行く。



「SSS」とは(Social Security System)の略で、日本の「年金制度」



にあたる。60歳まで払いこむ。



しかし、「マカティ市民はマカティ市で手続きしてください!」



窓口で用紙をもらい添付書類の有無と種類を聞いたらしい。



「結婚証明書」が必要らしい~と奥さん、



私は聞き返した「オリジナル?コピー?何通?以前とったものでも



大丈夫なの?コピーは白黒?カラー?」



これだけのことを聞き返さなければならない!(相手のレベルがわかる)



奥さんも考え込んでしまった。そこまで聞いていなかったのだろう~。



そこへ、義妹が「白黒のコピーで大丈夫よ!」と言ってきた。



私の質問の25%だけ返答があった。しかし、その返答が正しいか



どうかは疑問だ!



とにかく、申し込み用紙だけもらって帰宅

この調子で、期日までに間に合うのか

少し心配になってきた。

2009年9月2日水曜日

雇用契約手続き①

本日、9月2日ようやく雇用契約手続きができた。\**/

契約手続き完了までには、まだ提出書類が山ほどある。

出社初日は9月16日(水)に決定しているので、

99%採用決定ということである。



今日の11時に契約手続きのミーティングがあった。

人事部のアシスタントの女の子がきて、私に言う。

「今、書類をチェックしていますので、あと10分ほどお待ち

ください。それとビザのコピーをお持ちいただけましたか?」

「はい。」と答えて、昨晩カラーコピーしたものを渡す。

「はい。結構です。では少しお待ち下さい。」

なかなか感じのいい子であった・・・。


暫くして、ちょっと体の大きめな女性が出てきて、

「ミスター、OOOO?」と聞くので「イエス」・・・。

「こちらへどうぞ」

と言うと、セキュリティのしっかりかかったドアを開けて

中に通された。



彼女「何とお呼びしたらよろしいですか?」

私「はい?何でしょうか?」

この国では、呼び名によく「ニックネーム」を使うのだ。

それを思い出して、、、「OOOOと呼んでください」



彼女「今回はおめでとうございます!」
   「私は人事部採用課リーダーのXXXと言います」
   「ここに、雇用契約の書類がありますので、目を通して
    ください。20分程で戻ってまいります。」

と言って部屋を出て行った。

書類を見ると、ページ数は20ページ以上ありそうだ・・・。

しかも硬い?英語でタイプしてある。

とりあえず、ざっと読み、重要そうなところは再度読んだ。

結構硬い(難しい)英語がたくさん含んでいる文章だ!

これは、家に帰って復習しないとだめだな~などと思って

いたら、彼女が戻ってきた。

彼女「何かご質問はございますか?」

私「重要なところはチェックしました。」

彼女「では、ポイントになるところを再度確認しましょう」

私「はい」 といって説明を聞いていた。


この会社は給料は普通だが「ベネフィット(職務手当)」が充実している。

「手当」だけで基本給の2.5倍の金額だ。

もっともボーナスの計算は基本給ベースだからうまくなっている。

ボーナスは年に2回基本給の1か月分X2回。

交通費、食費補助、お米代補助、などで1万円は軽く超える。

その他の「手当」もかなり良い。

健康保険は本人と配偶者と子供の分が無料。(会社100%)

死亡保険もついている。

ここフィリピンでは、国がやっている健康保険では、全くたりない。

そこで、民間の保険をかけている人が多いのだが、この保険会社も

以前倒産して、客は泣き寝入りだったらしい。(返金はなし)

まあ~。給料は安いが(日本と比べて)、こちらのサラリーマンの

3倍は初任給でもらえるから良いとしよう!それプラス手厚い「手当」。

うちの奥さんは、この「手当」に惹かれていたらしい。

それはそうだ、実はこの話、彼女の友達の旦那さんからお勧めされた

就職だったのです。

ですから、「手当」の良さをたくさん友達から聞いていたのです。

「肌荒れ」を治しに、フェイシャルサロンに行ってもタダ!!

「メガネの調子が良くないので新しくしたら、70%は会社負担」

「歯医者は100%。有名な病院(高い治療費)も99%会社負担。」

「住宅ローン、カーローンもOK!」

などなど・・。


早く仕事を覚えてもっと高給とりになるぞ!と思わせる会社です。


日本ではこんなに書類を作らなかったし、こんなに手厚い手当は

受けたことがないので、以上に感動しています。

明日から、書類作成にかかります。

応援してくださったみなさん、ありがとうございます。

おかげで、ここフィリピンで生きていけそうです。

また、明日この続きを書きます!

2009年9月1日火曜日

面接は終了

面接は無事終了。

結果はパス!(ok)

明日は、契約の件で11時に会社に行く。

ここまで時間がかなりかかっている

先週の月曜日が2次面接。

これは、ちょっぴり緊張した。

全て英語(当たり前か)

2人の面接員(2人とも)女性。

この国では、女性の社会進出が強い。

なぜかわからないが、女性の方が

高学歴の場合が多い。

私は個人的には歓迎する。

女性的な考え方も非常に大切だし、

何より、女性が好きだ。特にフィリピン女性は~。

もちろんピンキリだが、日本人よりましだ!


しかし、仕事の場合は男性も女性もおなじ。

ポジションが上か下かだけの話。

日本人の男性諸君、海外では女性のボスが

大勢います! 頑張りましょう! そして

気をつけましょう!


明日は、どんな契約になるのかを報告します。